2019年6月15日~16日、大宮ソニックシティで開催された日本獣医麻酔外科学会、日本獣医循環器学会、日本獣医画像診断学会、日本獣医内視鏡外科研究会の合同学会に参加してきました。
主にリハビリ・整形外科分野のセミナーや研究発表などを聴講させていただき、非常に勉強になりました。
如何に獣医師の先生が頭を悩ませて執刀しているか、術後の管理をどのように考えているか、予後についてどう考えているか。
それらに関する獣医師の先生方の考え方を反映したリハビリを展開することが理想だと考えています。
時折、ヒト医療のエビデンスが垣間見えるのがなんとなく嬉しく思えました。
分かりきっていることですが、改めて生物の医療は繋がっているんだなぁと(笑)
2日間、朝から晩まで多くの聴講をさせていただきましたが、予防に関する内容が少ない印象がありました。
私的には特に椎間板ヘルニア、膝蓋骨脱臼、前十字靭帯断裂の予防についての動向に注目しています。
血統や遺伝だけでそれらの発症が決定してしまうのではなく、飼い主ができるケアや生活習慣・環境調整で予防できることもあるのではないかと考えています。
犬の疾病の予防に関する見識をさらに深めていきたいと思います。